【大丈夫】乗り物酔いの特徴とは?原因と予防対策をご紹介!

乗り物酔い

✓なぜ?乗り物酔いになるのか!?

  • どのような状況のとき、ひどい乗り物酔いになってしまうのか?
  • どうして乗り物酔いに、なってしまうのだろう?
  • 乗り物酔いをしない為には、どうしたらいいのだろ・・・。

こういった疑問に答えます。

✓本記事の内容

目次

乗り物酔い歴33年の僕が、体験談も含め、解説いたします。

※✔体験談W:わーるど本人の体験談です。

1.乗り物酔いになる、状況と要因について解説

乗り物酔いの要因

〔主な乗り物〕

◆移動用としての乗り物
・車、バス、タクシー、トラック、電車、船、飛行機

◆遊ぶ乗り物
・遊園地などのアトラクション(ジェットコースターなど)

※✔体験談W:僕の場合は、エレベーターとかも苦手です。

 

◆乗り物酔いを誘発する、要因について
・プラスα(要因として)

その1.体調不良から、発生するパターン

・普段の体調ではない場合

(空腹・食べ過ぎ、風邪・疲労・体調不良・睡眠不足、目の疲れなど)

その2.精神的、思い込みから、発生するパターン

・もともと、乗り物酔いが弱く、酔うという思い込み(暗示)が強い方

不安やストレスからも自律神経が乱れます。

(過去にひどい酔い経験がありトラウマなど)

その3.ニオイから、発生するパターン

・車内の嫌なニオイ、《タバコ、強めの香水、食べ物、汗など》

(各個人が感じる独特の不快なニオイなど)

乗り物酔いをしやすい人は、ニオイにも敏感です。


《【要因】車酔い、乗り物酔いとニオイの関係について

その4.身体をしめる事から、発生するパターン

・服、ベルトなどきつくしめることからくる

体を締めつけた状態は、血行も悪くなり、気分が悪くなりがちです。

その5.乗り物内での行動から、発生するパターン

・読書・スマホ・ゲームなどから、酔いがくる。

手元の物を見る場合は、不規則に揺れている状態ですので、要注意です。

目線がなかなかさだまらない為、酔いやすいです。

その6.運転者、助手席が影響を受けてしまうパターン

・前の車後ろからのブレーキランプを、見続けてしまう。

その7.乗り物内の在席から、影響を受けてしまうパターン

・座席のポジションによって、ゆれやすい、ゆれにくい所があります。

《【これで安心】各乗り物で酔いにくい座席を5選ご紹介!

2.乗り物酔いになる、原因とメカニズムの解説

乗り物酔いのメカニズム

✓乗り物に酔うとは、

乗り物から感じる体の揺れは、
(左右の傾き、回転、加速、減速、スピードの変化)など
内耳(三半規管、耳石器)に感知されます。
その情報は、神経を通って小脳に、伝えられます。

一方、目に映る景色や体(筋肉、関節)で、感じる情報も小脳に伝えられます。
その双方からの情報の不一致(ズレ)により、自律神経が乱れ始めます。

そうすると、色々な不快な症状が、発生します。
その結果、乗り物に酔ってしまうという、現象になります。

✓では、どのような症状がでるのか。

酔う初期には、(あくび、軽いめまい、なまツバ)などが、起きてきます。

さらに、酔いが時間と共に増すと、次第に
(冷や汗、動悸、手のシビレ、頭痛、顔面蒼白、吐き気、胃の不快)などが
起きてきます。

また、酔いがもっと悪化すると、(嘔吐)を繰り返します。


※内耳(三半規管、耳石器)は、平衡感覚をつかさどるところです。

※小脳は、
深部感覚(筋肉、関節)、内耳からの平衡感覚、大脳皮質からの情報を受け取り
運動調整機能を担当しております。

※大脳皮質は、知覚、随意運動、思考、推理、記憶など担当しております。

※医学的には、乗り物酔いのことを
「動揺病」あるいは「加速度病」と呼ばれます。

3.乗り物酔いの、予防と対策

乗り物酔いの予防と対策

✓乗り物を乗る前の予防法ついて

★①~体調管理に気をつける。

〔睡眠〕
・十分な睡眠が大事(6~9時間は必要)

疲労を残さない。

〔食事〕
・腹7~8分目程度にして、軽いものがよいでしょう。

胃に負担がかかりにくい、消化に良いものがよいです。

※注意1.!:空腹、満腹も誘発のもとになりますのでNGです!

※注意2.!:「乳製品、柑橘類、脂っぽいもの」は、控えましょう!

★②~メンタル面

〔自己暗示〕
・乗り物に酔わないという、思い込みが必要です。

なるべく乗り物酔いについては、考えないことです!

その為には、プラセボ効果も、利用すると良い!

(例えば:お守り代わりに、酔い止め薬を持っておくとか。)

※プラセボ効果=自己暗示効果(思い込む)があるもの。

★③~ツボ

ないかん
ー【内関(ないかん)】
(場所)→手のひら側の手首のしわの真ん中から、指3本分ひじ側にあるツボです。
※効果:平衡感覚を正常に戻す働きがあり、吐き気の解消に効く

■【車酔い防止リストバンド】

✓「内関(ないかん)」を指圧するリストバンドもある。

もっと知りたい方は

【薬がない】乗り物酔いに効果的なツボを9選ご紹介!

★④~薬

〔酔い止め薬〕
・乗り物に乗る30~60分前に薬を服用する。 
 
◆船酔いに一番効果的な方法として~

・寝る前に薬(1回目)を飲み。

・起きてから乗る30~60分前に薬(2回目)を飲む。

※2度薬を飲むことになりますが効き目があるそうです。

〔酔い止め薬について〕

※成分によって働きは異なりますが、脳の嘔吐中枢、自律神経反射を抑制したりします。

また、内耳のバランスを改善することで、酔いを止めます。

★⑤~食べ物

〔飲み物〕

・炭酸水(ジンジャーエール、サイダー、コーラーなど)

・しょうがを使った飲み物

・ペパーミントティー

・お茶

・スポーツドリンク

・水

※吐き気を抑える効果があります。(しょうが)

※自律神経を整えて胃腸の不快感を軽減する。(炭酸水)

※注意!:柑橘系のジュース及び柑橘系炭酸水は、NGです。

〔口にするもの〕

・アメ

・ガム(ミント系がよい)

・グミ

・チョコレート

・梅干し

※血糖値を上昇させることで脳が活性化(アメ、チョコレート)

※唾液が分泌されると三半規管が正常に機能する。(ガム、梅干し)

★⑥~乗り物環境4つ(位置、ニオイ、光、空気入替)

その1.振動の少ない座席を選ぶ。

・車では助手席がよい。
・バスでは、前輪と後輪の中間地点が最も揺れが少ない。

その2.乗り物内のニオイに影響する方

・マスクを装着してニオイを感じさせなくする。
・車内であれば、中のニオイを消臭させる。

その3.光の強い刺激をさける
・サングラスが効果的です。

↑
※✔体験者W:

太陽の強い光の刺激を防げます。また、夜間の前の、車の強いブレーキランプを、緩和できます。

自分で運転しているなか、たまに、謎の吐き気、嘔吐を起こしておりましたが、原因はこれでした。

詳しくは、→《【謎の車酔い】自分の運転で酔った体験談を分析します。

その4.室内の換気をする

・車内であれば、空気を入れ換えましょう。

新鮮な空気を感じるだけでも、気分転換になります。

★⑦~乗車中にとる動作と準備8つ

その1~〔遠くの景色を見る〕

・遠くに視点を定めることで、めまいを抑える働きがある。

その2~〔体を締め付けない〕

例えば、服装、ベルト、ネクタイ、ボタンなど緩めましょう。

※血液を循環させる(体を締め付けない)

その3~〔進行方向に向かって座る〕

↑
※✔体験者W:

よく後ろを向いたまま話していたら、酔ったという話を聞きます。

僕の場合は、軽い荷物移動を、後ろ向きでしているとき、すぐ酔いました。

その4~〔乗車中は頭を揺らさない〕

・アイテムを使いながら、頭部を固定すると効果的です。

✓例えば、(クッション)や(ネックピロー)を使用。

その5~〔イヤホンで酔いを防ぐ〕

・アイテム(ノイズキャンセリング・イヤホン)です。

外部の雑音を打ち消し、聞こえるのは“自分の声”と“音楽”のみ。

この、二つに集中させることによって、内耳(三半規管)を内部情報に集中させて、乗り物酔いを防ぐそうです。

その6~〔手元を見る作業はしない〕

・主に読書・スマホ・ゲーム・パソコンなど。

※要注意!:手元の物を見る場合は不規則に揺れている為、酔いやすい。

その7~〔休憩タイムを入れる〕

・降りて、身体を軽く動かして、心身をリラックスしましょう。

その8~〔エチケット袋を用意しときましょう〕

・いつでも吐けると思えると精神的にラクになります。

★⑧~平衡感覚を鍛えよう!

・平衡感覚(三半規管)を鍛えよう!

体の前後、左右、回転、あらゆる動きに慣れる。

✓例)ブランコ、滑り台、シーソー、鉄棒、一輪車、トランポリン

揺れやスピードに慣れるのに有効だそうです。

★⑨~呼吸法(深呼吸)

乗り物酔いには、「ゆっくり呼吸をする」と効果があるそうです。

主に「腹式呼吸」、「ヨガの深呼吸」、「4-7-8呼吸法」など。

例、「4-7-8呼吸法」

① 息を完全に吐き切る
② 4秒間鼻から息を吸う
③ 7秒間息を止める
④ 8秒間口からゆっくり息を吐く

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✓乗り物酔いをして、吐いてしまった場合

【対処方法】

★①~車から降りて、休憩した方がよいでしょう。

鼓動も早くなっているかと思います。

新鮮な空気を吸いながら、心を落ち着かせましょう。

★②~うがいをしましょう。

吐いたニオイが、再び吐き気を誘う場合があるので、水でうがいをしましょう。

(氷、冷たい水などを口に含むとよいでしょう)

★③~安静にしましょう。

姿勢を横向きにし、ゆったりと腹式呼吸などをして、気分を楽にしましょう

※吐いた後は2~3時間ほどは、何も食べない方がよいです。

★④~水分をとりましょう

吐き気がおさまったら、少しずつ水分をとりましょう。

※吐き気が強い場合:脱水を起こしやすいです。

✓経口補水液(ORS)がおすすめ
・嘔吐や下痢のときの水分補給に向いております。

例.OS-1(オーエスワン)、アクアライトORSなど

※経口補水液(ORS)とは、
水と電解質(ナトリウム、カリウムなど)を、補給できるように工夫された飲料です。

※脱水とは、
体から体液(水と塩分)を失うことです。
嘔吐・下痢症のときなどは、脱水になりやすいです。

【~自分でも作れる ORS レシピ~】
水 :1ℓ
砂糖:40g(大さじ4と1/2杯)
塩 :3g (小さじ1/2杯)

★⑤~徐々に食欲が出てきたら

・消化の良いもの

✓例 うどん、おじや、おかゆ、にゅうめんなど

アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、プリンなど

※においの少ないものを選びましょう。

—-ここからは、番外編です—-

【吐いてしまった場合】~

★~飲み物として炭酸水のコーラーが効果的だそうです。

海外の情報で、「気持ち悪いのが治った!」と、口コミがあります。

※真相はわかりませんが試す価値は、あると思います。