【嘔吐】乗り物酔いで一番辛かった体験談を語ります。

乗り物酔い 体験談

✓著者の中で一番辛かった乗り物酔いとは?

  • 一番辛かった乗り物酔いとは?

こういった体験談を話します。

✓本記事の内容

目次

乗り物酔い歴33年の僕が、体験談も含め、解説いたします。

※✔体験者W:ワールド本人の体験談です。

①.乗り物酔いで一番辛かった状態を語る


少年期で一番ツライ体験談をお話したいと思います。

〔少年期6~15歳編〕

✓3日間酔い続けました・・・。

【地方へ出張1泊2日編】エピソードその1。

小学4年生ごろだったかと思います。
本来、旅行など一切、断っておりました。

しかし、半強制で参加しなくては、ならない状況になりました。
僕は、4人兄弟の3番目です。
他の兄弟は、既に何回も参加しておりました。

そんな中、地方へ出張することが決まりそうなので、次は、誰を連れていこうか?
父親が考えていたみたいです。

なぜか?次は、僕に白羽の矢が立ちました。
僕がすごい乗り物酔いで嫌がっているのを承知の上で

今回は、「お前の乗り物酔いを克服するぞ!」と、お酒で酔っ払った状態の
父親が突然、言いだしたことが、キッカケの始まりです。
「ま~、このまま家に閉じこもってばかりでは、ダメと思ったのでしょうね」

「乗り物は、慣れの問題だ」と、根性論を唱えておりました。
昔の人だったので、根性で乗り切り、克服しろと「ま~メチャクチャ」です。

うちの父親は、全般の乗り物に強く、船でも酔いに強い方でした。
だから、乗り物酔いに弱い人の気持ちがあまり理解していない方です。

とはいえ、父親が半分やる気マンマンになっているので
しかたなく、OKしてしまいました。

こっから、今まで体験したことのない恐怖と悲劇がくるとは、思わなかった。(T_T)
「マジかよ~」「絶対死ぬよ~」「ヤダな~」と、当日までつぶやいてました。

今回は、旅行というよりは、出張(販売と営業)で仕事のお手伝いとして参加です。
目的地は、自分の地域から2県、またぐほどの距離があり、ほぼトラックに乗っている状態です。

すべて一般道路で片道200キロ以上はあり
行き帰りで400キロ以上あったかと思います。
そして、旅館に泊まる以外は、ほぼトラックで乗車移動です。

当日は、目的地も知らず、乗車時間もわからず、2日後には、自宅に帰れる。
それだけしか、情報はなく、も~不安でいっぱいでした。

当日になり、コンディションも整えて、薬も飲み、酔い止めバンドも加わり
食べ物も腹7分目、よし出来万全です。

そして、トラックに入った瞬間!
トラック内のニオイに半分気持ちがやられ始めました。

なぜか?汗、お酢、タバコ、海水のニオイが充満しています。
また、体臭からお酒に近いような異様なニオイが
トラック内で異臭を放った状態です。

「も~いつもこのニオイがするよ。」
当然、中に入った瞬間!「いつもながら…やばい…このニオイ…」
すぐ窓を全開に開けて、空気の入れ換えです。

ここから自分との闘いに突入します。

本来でしたら、知らない場所の風景を楽しんで眺めるのでしょうが・・・。
トラックに乗ってから、15分ぐらいですぐ反応がでました。
「ナマツバと冷や汗」がでます。

そして、鼓動が早くなり、たぶん、「酔い止めバンドが効いてない」
「酔い止め薬も効いてないかも・・・・」

そして、自分のなかで、「酔うな~酔うな~」と酔う事ばかりに意識が集中してます。
どんどん、ヤバイパターンにハマッています。

頭がぐるぐると自分の位置がつかめなくなって
頭痛とめまいと吐き気が襲ってきます。
いつものパターンになってきた・・・。

…「う~苦しい~」…「気持ちわるい~」…「ラクになりたい~」と
吐くときは、自分の意志とは関係なく、勝手に口が開き…
「オエ~」と吐いてました。

もちろん、吐くタイミングは、すぐにわかるので
エチケット袋は、手にいつも持っています。
食べ物を吐いたあとは、一時的にスッキリします。

そして、食べ物をすすめるも、食欲がまったくありません。
でも、父親がお酢の仕事をしていたこともあり
お寿司屋から巻き寿司を買ってきてくれて食べさせてくれました。

他のモノは、食べたくないのだが、巻き寿司だけは、妙に食べれました。
しかし、一度でも吐くと、気分が一気に悪くなります。

服は、汗でビッショリ、吐くと体力が持って行かれます。
も~ぐったりしてしまい。
寝てしまいました。

ずいぶん、寝てました。
夕方に起こされて、旅館で休むことになりました。
起きた途端、急に気持ち悪くなり、また、吐きました。

今も思いだして書いてますが、記憶が飛んでます。
旅館で釜風呂に入った記憶と100円入れると30分間テレビが観れていた気がします。
あとは、・・・思い出がない・・・。汗

一晩泊まって、多少は、回復するも
万全では、ないまま、朝から出発です。

この周辺で注文がある店舗へお酢を運び、届けておりました。
ある程度、配り終わり、帰りの道のりです。
片道200キロの乗車移動は、まさに地獄です。

その間、朝からすでに一回、吐いている状態です。
すごく・・グロッキーな状態です。
「も~なんも喰いたくない・・・・。」だが・・・・

これがもっと、悲劇を生むことになるとは・・・・。
2日目に一回吐いており、何も食べないでいるとどうなるのか?

その頃になると顔面蒼白になり、食べていなくても気分が悪くなります。
次は、吐きたくても吐けない状態になります。

その時、吐くモノがないと出てくるものは黄色い胃液です。
胃液が凄い出て、そいつを吐きます。
そして30分~60分おきに、嘔吐を繰り返しです。

さらに、すごい気持ち悪い状態が続きます。
途中で寝るもなぜか?気持ち悪くなり起きてしまい。
また、胃液を吐き続けて、もがき苦しみます。
まさに生き地獄です。

1日目より、2日目は、体力も身も心も崩れた状態です。
帰宅まで吐いた回数が覚えてない。
そして、寝かせてもくれません。

そんな状態で自宅に到着して、すぐ、寝ました。
だが・・・次の朝になっても、まだ治りません。
学校に行かないといけないのに、目が回り、気持ちが悪いので休みます。

本来でしたら、1日休めば、回復するのですが・・・。
今回は、違ってました。

全然、治らず、起きていても気持ち悪い状態が続きます。
酔い止め薬も飲み続けており、吐くまでは、いかないのですが
歩くことも、起きていても気分が悪く目が回る状態です。

ずっと、寝ては起きてを繰り返してました。
やっと、3日間後に普通に戻りました。

結果、学校も3日間休み続けるということになってしまい。
周囲からいろいろ言われたみたいで、父親も反省していたみたいです。

今までの人生で「ほんと一番ツライ」体験でした。

※✔体験者W:

乗り物に乗ったら、その日1~2回吐くことは、よくあるのですが
さすがに、黄色い胃液を何度も吐くまでしたことが、あまりありません。

その日、一度吐いてしまった日は、明日には大体、回復するのですが、
今回の場合は、違ってました。自宅にいる状態でも
3日間気分が悪い状態が続いておりました。

教訓としては、

経験上、理由はわかりませんがおそらく
胃の中を空っぽにしては、ダメなのかなと思います。

黄色い胃液を何度も吐く行為は、もっと事態を悪化させるのでは、と思います。
吐いてしまった後も、何か吐けるモノとして食べていた方がいいのかなと思います。
こんなに回復に時間がかかったのは、初めてでした。